34 ボツワナへ


 機会があればケニア、タンザニア辺りで動物を見に行くのも良いのだろうと、いつの頃からか思うようになっていた。アフリカに行くからには野生動物を見たいとは思ったが、南アフリカで有名なクルーガー国立公園に行く時間は取れそうも無い。今回のアフリカ旅行で動物を見ることは最初から諦めていた。
 情報があまり多くないアフリカ。普段以上にWEB上の旅行記を読んだりしたが、haraboさんの旅行記を読んでると、ビクトリアフォールズから日帰りでチョベに行けることを知る。南アフリカの地球の歩き方を読んでいても、それまでボツワナのページを開いてはいなかった。ビクトリアフォールズで1日時間を取れば野生動物が見れ、ボツワナにも行ける。滝を見るなら1泊で充分と思っていたが、他の日程を削ってもここは2泊して行く必要があると思うようになっていた。


朝食を済ませ、朝の7時にロビーで待つ。
何台かバスやバンが出発して行ったが、
私のツアーでは無いらしい。


7時半過ぎにバンが到着。
リビングストンの中心を10分も走ると、
三角屋根の家屋が建つ村があった。


途中でキリンを見かけたが、
どうせ、これから見るのだろうと写真は撮らなかった。


ホテルから約50分。
ボツワナとの国境カズンクラに到着。


ザンビアのイミグレーション
運転手がパスポートを持って出て行ってしまったので、
心配になって後を追ってしまったが、
本人が出向かなくても出国できるようで、
車で待ってれば良かったらしい。


出国後、川沿いまで車で進む。
私の他にはイギリスのおばさまアンさんが乗る。
昔、学校の先生をしていた。


ザンベジ川を船に乗ってボツワナへ渡る。


橋の無いボツワナとザンビアの間を渡る船が
トラックを渡す。


ボツワナ独立直後は周囲を白人国家に囲まれていた。
反アパルトヘイトを掲げても、
白人国家と関係を絶つことはできなかった。
唯一、白人国家以外との国境がここだった。


ザンベジ川を渡る。
左側の陸地はナミビアなのだろう。


正面はボツワナ。


2分ぐらいで渡河してしまう。


ドライバーにあの舟に乗れと案内され、
乗ってしまえば、ここからの車が待っている。


ザンビア(上)からボツワナ(下)へとザンベジ川を渡った。
ここでチョベ川が合流し、川の間がナミビア領。


ボツワナの入国カードを記入してから車に乗る。


左がボツワナの国旗。
ボツワナはビザが不要。
人数が多く、多少、入国に時間がかかる。
消毒液を浸したマットで靴を消毒し車に乗る。


ボツワナの建物


ここを右折。
直進すると「ンゴマ」と言うンで始まる地名。
ボツワナとの国境のナミビアの地名らしい。


カサネのショッピングセンター


入国から15分でチョベ・サファリ・ロッジに到着。




トイレ休憩後、


ボート・クルーズ・サファリへ。


ザンビア方向から来た22人が一まとまりになる。
ホテルを先に出発した客の顔もチラホラ見られた。




顔が影になってしまった・・・。


たぶん入園の手続きをするのだろうと思う。


ボート・クルーズが始まる。

 日本国債の格付と度々比較されるボツワナ国債。独立直後のダイヤモンド鉱脈の発見により、アフリカの中でも経済成長を遂げてるらしい。国民所得も隣国南アフリカ以上とは知らなかった。旅行会社のツアープランを見ると、ビクトリアフォールズからチョベに行くツアーの多い事。ボツワナだけでも無いが、この国に関することは本当に無知だった。

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