11 ウィーンへ行く理由U


 ウィーンのトラムを全線完乗してしまうと、もう目的が無くなったわけでもない。旧型のトラムが走ってる限りは乗り続けるだろうと思う。これだけトラムに乗ってると路線網も、どの系統がどのように走ってるのか、殆ど覚えてしまった。ところが、昨秋にその原則が覆ってしまう系統変更が行われてた。中心部リング(環状道路)を1系統は時計回り、2系統は反時計回りに回っていたのが、J系統、N系統、67系統と合わせ、郊外からリングに入り、また郊外へ抜けるというように1系統、2系統のルートが変更された。とりあえず、新しい2系統に乗ってみることにした。


フリードリッヒ・エンゲルス・プラッツから出発する2系統。
N系統の北半分のルートを走る。




目の前を5系統が横切る。




少し前からリングに入る。
以前のN系統はここを真直ぐ行くが、今は1系統が向かう。


旧陸軍省


市立公園
この辺りは2系統しか走らない。




オペラ座(反対側)の前を行く。


美術史博物館


自然史博物館


市庁舎の手前からリングを離れ、
以前のJ系統の路線に入る。


市庁舎


U6の高架をくぐり、更に西へ行く。


オーストリア航空の機内で飲んだオッタクリンガーの工場






2系統の終点


前2両が電動車。


後1両が付随車。


この付随車の先頭席を好んで座る。




乗ってきた2系統で引返す。




オッタクリンガーの工場がある交差点で、


9系統に乗り換えると、


西駅に戻って来る。


この後から見た曲線が良い。




このタイプのトラムフェチです。
この車両に惚れこまなかったら、
全線完乗なんて考えなかっただろうと思う。

 明日は1系統に乗ろうと考えたりもしたが、今日の殆どがトラム詣でにつぶれてしまったので、明日はほどほどに。トラムはどうせ移動で乗るのだろうから。

前へ 海外旅行(2008) 次へ