19 ドイカー島


 パッと目覚めると部屋がやたらと明るい。「寝過ごした〜」と飛び起きてしまったが、時間は深夜の1時半。3日間も寝るのは機内という生活を送っていたが、体内時計は日本時間のままらしい。全ての照明が点いたままの部屋。あらためて照明を消し眠った。
 こうして旅行4日目、7月21日を迎える。 


朝食後、ホテルの周りを散歩。


工事現場のフェンスは南アの国旗とマンデラ氏。


聖ジョージ大聖堂


天気は良いが気温は10度と、肌寒い。


西ケープ州庁舎






オールド・タウンハウスとメソジスト教会


グリーンマーケット広場


露天の準備が始められてる。

 本日は個人ツアーで喜望峰へ向かう。昨年に発券した頃はケープタウンが1泊だった。その時には喜望峰へ行くのは時間も限られ、半日以内では個人ツアーで行くしか方法がなさそうだった。今回の日程では1日はあるので、バスツアーでも良かったのかも知れなかったが、多少の融通も効くかと思い(実際は活用しなかったが)個人ツアーで向かうことにした。すっかりペーパードライバーでもう10年以上も運転をしていないので、レンタカーは端から諦めてる。
 散歩から戻りホテルのエントランスで待ってると、既に着いていたようで上階のフロントでガイド権ドライバーのEさんが待っていた。Eさんは以前はナイロビに住んでいたとかでアフリカ暦10数年の日本人女性だった。昨日も行ったケープタウン駅の前を過ぎロータリーへ入る。近くの建物の説明をするが後ろの車からクラクションを鳴らされ、このお姉ちゃん大丈夫かと不安になってしまったが、この心配は最初だけだった。


シーポイント
一時は寂れたが、若者が集まるスポットになったらしい。
日本料理店もあり、カリフォルニア巻には
キューピーマヨネーズが欠かせないらしい。
日本の食材には困らない。


海岸沿いにはリゾートを感じさせるような住宅が続く。


テーブルマウンテン
この頂上までロープウェイが行く。
テーブルマウンテンにも行く予定だったが、
この時期はロープウェイのメンテナンスで昇れず、
夕方のシグナルヒルに行くことになる。


クリフトンビーチ、キャンプスベイとビーチが続く。




海岸線沿いを南下する。


ビーチの横と思ってると山の中腹も走る。


ハウトベイへ坂道を下る。
ハウトベイはエビなどが水揚げされる港町。
住民もケープタウンとは一線を引く気質とか。
こういう街って日本でもありますね。


この街にも限らず、
交差点では黒人が仕事を求めて待つ。


ハウトベイからドイカー島(シール・アイランド)へ
向かう。船は次々と出発する。


乗った船は結構、大きな双胴船。


ハウトベイの港


Eさんは港で待つ。
後から聞いた話では船は苦手とのこと。


ハウトベイから喜望峰方向を見る。
ここの海沿いを走る道チャップマン・ピーク・ドライブも
昨年から改修中で通ることができない。


船の右側に見えた岩山


ケープ半島がまだ続く。


遠くに岩礁があると思ったら、


そこが目指すドイカー島だった。
もっと大きな島だと思い込んでいた。


ここにいるのがオットセイ(南アフリカオットセイ)。


その数、数千頭。


あっちもゴロゴロ。


こっちもゴロゴロ。


泳いでるのもいるが、
あまり良い写真が撮れなかった。


10数分程、オットセイを眺め引き返す。


船が向きを返る時に大きく揺れ、子供は大喜び。


ハウトベイへ戻る。


港にも1頭のオットセイ。


波止場は土産物が売られてる。


丸々太り、見世物となってるオットセイ。


これはちょっと気の毒に思う。

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