1 台湾へ

 
 8月は、RTWで夏休みを過ごす予定だった。しかし、仕事の都合で夏休みは9月に延期となってしまった。延期となった代わりに週末ぐらいはどこかへ行けないかと選んだ行き先が、6月に行けなかった台湾。出発の2週間前に特典航空券を手配した。それでも、出発前日の午前まで、週末の休みも確定せず、午後になってあわててホテルを手配するほど、直前までバタバタした。台湾。今までは、バンコクの行き帰りに立ち寄るだけだったが、檳榔西施(ビンロウシースー)と台湾の在来線に乗りに、初めて台湾だけを目的に行ってきた。


 成田空港南ウィング
スターアライアンスゴールドカウンターでチェックイン
混雑が激しくなったと噂されてるが、朝一の便なので、
まだまだ人は多くない。しかし、早起きが辛かった。


 7月から新設された専用セキュリティの入口


ANAラウンジ(第5サテライト)
予備を含め、デジカメのバッテリー切れ
ラウンジ内で、急遽充電
写真に撮ることはできなかったが、お粥があった


EL2103 台北行 B767-300
便名はエアーニッポンだが、ANAが運行
(後で気付いたのだが、
6月の上海行きで搭乗したJA607Aだった)


横浜
今回はエコノミー
真ん中(CDE席)の通路側で座席を指定していたが、
空いていたので、窓側へ移動


江ノ島


ANAのエコノミーには、久しく乗っていない




 器類は、以前と違う気がする


麺と前菜の若鶏のマリネとポテトサラダ


メインはハンバーグと海老ドリア
メインは、客室乗務員の持つ写真から選ぶが、
なぜか私の配膳時には、持っていなかった。
こちらの方がおいしいと言うので選択。
エコノミーでは中途半端な和食よりは、十分良いと思う。
しかし、季節の彩り弁当は何だったのだろうか?


ビジネスクラスは、CLUB ANA ASIA
このタイプの機材のエコノミークラスは初めて


後方は、殆どの列の座席は埋まっていた


前方は、後方に比べ余裕があった


映画は「RV」ファミリーコメディ
そして機内では、成田で買った旅行本で、
2日の予定を決めてます


台北中正空港第2ターミナル
中正という名は好きでは無い
第2ターミナルの入国は、今回が初めて


到着ロビー
中国を印象付ける絵と南国を印象付ける樹木で
飾られてる


空港から台中へ向かうことにした
今日行ってしまえば、嫌でも鉄道で帰るしかない。
明日では、行くのが億劫になるかも知れない。




飛狗バス
台北へ初めて来た時も、
この犬の絵が書かれたバスで市内へ出た


片側1列の広々シート
バス事業者間の競争が激しいようだ
台中までは約2時間、眠ってゆく


高速を降りると、檳榔(ビンロウ)を売る店が目に付く


普通は、このようにおばちゃんが売っている


気が付くと乗客は一人だけ。
運転手が行き先を聞いてくるので、
ステーション、駅と発音しても通じず、
站(駅)と書くと納得してくれた。
 台湾の鉄道は初乗車。10数年前に、鉄道で台湾一周を考えてみたものの、台湾へ行く機会が無く未だ実現せず。新幹線開業前に乗ろうと、今回選んだ区間は台中-台北間。高雄まで行くのには時間が足りずに断念。台中までが、時間、距離とも、ちょうど良いと思った。さて、筆談で自強号の切符を買おうとするが、駅員が何かを言ってくる??何とか切符を受取って見ると、無座と書かれていた。席が無いことを案内していたようだ。まさか、立って乗ろうとは、この時までは考えていなかった。行き先は台北の手前の桃園である。


台中駅
台中は、台湾省の省都とのこと


高雄方面へ向かう自強号


最初に座った席は、指定券を持っていた客が居たので、
斜め後ろのこの席に座る。
途中の新竹辺りから混むだろうと考え、
これからの立ちに備え、今のうちに寝てしまおうと考えた。
車窓を楽しむ感じでは無かった。


昔の国鉄の特急の印象


新竹で指定客に席を譲り、
桃園までの約40分は立ってゆく


桃園着


こうして見ると、日本の駅の風情


桃園駅
昨年9月に、この街のホテルに宿泊。
その時は、ここから台北を往復するつもりだったが、
台風が近づいていたので、止めた。


小腹が空いたので、牛肉麺
 昨年、早朝、桃園から空港へ向かう道路を妖しげなネオンの光が、こんな所に桶屋?ソウルの清涼里を連想させるガラスのボックスの中の若い女性。
前日の晩もその辺りを通り檳榔(ビンロウ)を売っていた女性がいたことを思い出した。窓の外のネオン輝くガラスのボックスに居る彼女たち。檳榔西施。西施とは美人と言われた人の名前。体を売るのでなく、商品を売ってるだけなのだが、そのような雰囲気でなく驚く光景だった。もう一度、その光景を確認したく、タクシーに乗った。「檳榔西施」。この文字で運転手は、どこへ行きたいか理解してくれた。

 檳榔西施へ


再び桃園からは、電車(各駅停車)で台北へ


台北へ向かう人で、いっぱいになると思ったが、
台北手前で座席の大半が埋まった程度だった


これが、檳榔
紙タバコのように、噛んで吐き出す。
詳しくは知らないが覚醒作用が有るそうだ。
下痢、吐き気で大変だったと言う話も聞くので、
試しもせずに、ホテルへ置いてきた。
発ガン性物質も含まれてるそうだ。


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