ハジャイへ II



18時を過ぎた頃、寝台の組み立てが始まる。




王室待合室のあるホアヒンに到着。
約30分程の遅れ。


一緒にホームに降りたタイ人のお父さん。
この後、「日本人ですか」と声をかけられた。




ホアヒンを出発して約10分、寝台組み立て。


作業員は女性。


慣れた手つきの乗客がお手伝い。




上段と違って下段は充分な広さ。


まだ寝る気も無く食堂車に行く。


ビアチャンは100バーツ。


豚肉の揚げ物
酒のつまみになる単品が結構ある。


前のテーブルは寝台の作業員。
オレンジのシャツは私服に着替えた9号車の作業員。
その隣は8号車の作業員の席に腰掛け、
トイレ待ちしてるかわいらしい娘と思ったら
彼女も作業員だったとは。
隣のテーブルでは食堂車の職員が
交代で食事を摂っていた。


後ろではバターワースへ向かうイングランドからの男3人が
ウイスキーで盛り上がり、
ウェールズから来た事を強調したカップルは
ビアチャンを飲み続けていた。
カップルは9号車の客で発車前から缶ビール飲んでいた。


20時半頃で食事のオーダーは終了らしい。
最後にビールを貰い、イギリスの客と乾杯し席に戻る。
ビール瓶がホルダーに入らないのは予定外だった。
4分の3程、飲んでウトウトしてしまったら、
ビール瓶が倒れて、
足にかかりベッドを軽く濡らしてしまった。


5時を過ぎてトイレへ行く。よく寝た。
結構、客は起きていたが、
1時間ぐらい遅れるだろうと、また横になる。


6時を過ぎた頃、上体を起こし朝の車窓を楽しむ。


結構、大きな駅に到着する。


列車が止まると、


回りの客が次々と降りる。
カーテンを開け、降りる客に聞くと、
ハジャイに着いたらしい。
慌てて、降りる支度を始める。


経験上、1時間程度の遅れが当たり前のつもりだったが、
定刻の6時27分に到着した。


駅名票に「HAT YAI JUNCTION」と書かれてる。


寝台での15時間半はファーストでの12時間より、
快適だったかも。


バターワースへ向かう車両は既に切り離されていた。




バターワースへ向かう2両。




バターワースの2両に機関車連結。
後ろの荷物車は機関車の直後に連結されてた
バンコクから来た車両。


連結したと思ったら、そのまま引き上げられてしまった。


そして、再びバックし、


荷物車に連結。荷物車が最後部となる。


編成変えが完了したバターワース行き。




6時57分定刻どおりに出発。


マレーシアの国境パダンブサールには
1時間ほどで到着する。

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