16 その後のウィーン


 ウィーン2日目も終わろうとしている。この日はウィーン2日目。ウィーンに来て2日目ということだけが認識できるが、日にちの感覚はまったく無くなり、パリに居たのはずいぶん前の様に感じられる。日本を発ったのは何日前。思い出すのが億劫になっていた。


ショッテントーアからU2に乗る。


リングの外側を半周だけしていたU2。
元はトラムの地下区間だとか。


今回は昨年に延長開業したスタディオンまでの
路線に乗ってみる。




車両間の通り抜けもできるようになった。
日本では当たり前のようだが、
初めてヨーロッパに来た20年前は皆無だった。


スタディオンに到着。

 ウィーンの地下鉄は1日当たりの利用者が131万人でEU内で5番目だとか。路線延長60キロ程度なので、ベルリンを抑えての5位は大したものだと思う。1位は490万人のパリ。これは当然の結果と思う。2位はロンドンの278万人。路線延長、人口と比べるとパリとの差が大きい気がする。3位はマドリッドの188万人。これも順当。4位は意外な気がするプラハの141万人。6位はベルリンの125万人。これも都市規模から考えると、あまりにも少ない。以降、ローマ100万人、ミュンヘン90万人、バルセロナ88万人、ストックホルム83万人と続く。




サッカーボール状の置石が車道と歩道を分ける。


ユーロ2008の決勝が行われた
エルンスト・ハッペル・スタディオン。
中に入ることはできませんが。


1990年、ルート・フリット、マルコ・ファン・バステン、
フランク・ライカールトのオランダトリオを擁した
ACミランがチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)
を連覇したのもここ。
当時のオランダとACミランが好きでした。


プラターシュテルンに戻り、
駅前から見たプラターの観覧車。


ユーロ2008のウィーンのシンボルマークも
プラターの観覧車を象ったもの。


トラム、Uバーンに倣いプラターシュテルンに名を変えた
元ウィーン北駅。
駅舎に北駅の頃のイメージが無くなった。


ここからSバーンに乗換え南駅へ。


そして訪れた所はベルベデーレ宮殿。


上半身女性のスフィンクス


庭園越しにシュテファン聖堂の塔が見える。


上宮のオーストリア・ギャラリーへ入る。
ここのクリムト、シーレを見るのは好き。


ここもいつの間にか撮影禁止に。
昔はフラッシュを炊かない限りは撮影できたものだが、
フラッシュを炊く人が多いんでしょう。








ベルベデーレ宮殿の下宮


クリムトの特別展が催されていたので、ここも見る。


すっかり、陽も暮れた。



 寒さのせいか、デジカメのバッテリー切れが早い気がする。予備も含め、切れてしまいそうだったので、充電中、久しぶりにホテルにカメラを置いて、その間にマリア・ヒルファー通りで買物をする。


南駅から18系統で西駅に戻る。
その後、マリア・ヒルファー通りで買物。


夕食はホテルの近くで。


ビールはエッゲンベルク。
このビールは初めて。






一食ぐらいはウィーナー・シュニッツェルを、
最後の食事で注文。

 夕食後に9頭身美人に会いに行こうかとも思ったが、明日の朝の出発が早いので、これでウィーンも終わりです。

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