1 ソウルへ行くはずが・・・


 5度目となるRTWの開始です。今回は漠然とルートを思い浮かべてみるものの、なかなか気乗りせず、一時は今年は止めようかと考えたこともありましたが、衝動的に発券してしまうとそんな気分もどこへやら、予約も二転三転しましたがなかなか良いルートが組めたと思っています。まずはソウル。仁川空港には一昨年に寄っているが、ソウルはRTW1周目以来の4年ぶり。今回は日本からの開始です。
 海外へ行くのもゴールデンウィーク以来なら、飛行機に乗るのもゴールデンウィーク以来。海外へ行かなくても国内のどこかへ行っていても良さそうなものだが、こんなにどこにも出かけていないのも珍しい。


羽田空港国際線ターミナル
その昔、チャイナエアラインで利用したことがあるが、
金浦線再開後は初めて。




1時間前のJALの出発までこのとおりの混雑


国際線ターミナルの共用ラウンジ


羽田空港ラウンジ




朝から喉が渇いてるのでビール
ビールは係りにお願いし、持ってきてもらう。






NH1291 ソウル行 B777-200


B777もCLUB ANA ASIAに。


ASIAということで期待していなかったこのシート。
自動で無いものの、ANAの通常タイプのシートでは、
従来以上にリクラインングが深く、掛け心地は悪くない。


大好きなんですよ。この映画。


朝から欲張って2本。


機内食登場。


噂には聞いていたが、なるほど。
搭乗時間も短いので贅沢は言いませんが・・・、
しかし、2002年頃のソウル行きと比較しても、
手を抜いてるとしか言いようが無い。


映画が終わるまでは飲み続ける。


映画が終わる前に降下開始。


陸地が見えてきた。


到着。ここは・・・

 着いたところは福岡だった。20年前、初めての海外旅行の時、アムステルダムからアテネへ向かう際にテッサロニキヘ着陸して以来のダイバード。実はソウル上空が悪天候で上空旋回後、降下中も雷が響く中、一度は着陸を試みるも滑走路が見えないとのこと。燃料の関係もあり着陸を断念し福岡へ目的地を変更した。再上昇後、トイレの列ができ始めるが、この機は残念ながらビジネスのトイレがエコノミーの間にしかなく、エコノミーと区別がされていない。ビジネスに乗る理由の一つとしてトイレの待ちが少ないこともあるので、これは残念。トイレ待ちの際にCAの会話で驚いたのは免税品の払い戻し。実際には行われたのか判らないが、これに人手が取られたのか。ソウル・福岡間はドリンクのサービスすら無かった。


福岡へ着いたものの機外へは降りられない。
携帯の使用の為、ボーディングブリッジに出ることは
可能だった。


給油中。先が長くなるかと思い、
フルリクライニングで昼寝。
給油中に一度だけ水がサービスされた。


ソウルへ降りられない場合は羽田折り返しとのこと。
福岡を離陸したのは着陸1時間50分後。


漢江が見えてきた。今度は着陸。

 お願いすればドリンクを持ってきてくれるのだろうが、まったくの放置状態。20年前とは事情が違い予備のドリンクが少ないのか?イレギュラー時の対応ができない航空会社なのか?ウトウトしながらも、機内放送には耳を傾けていたが、案内が無かったので使用しなかったシートTV。実はサービスされてると知ったのは着陸間際。映画の続きが見れなかったこともあり、腹立たしい。


金浦到着は、予定より3時間半遅れ。
降りるなり、地上係員を捕まえ、
今日の便で帰る予定と話してる客には、
他人事なので苦笑してしまう。


着陸数分後には、羽田を4番目に飛び立った
アシアナも着陸した。
機材繰りが付かないのか、
本日のANAは遅れたまま羽田金浦間を2往復したようだ。


当初の予定通り、本日、バンクーバーへ向かってたら、
間違いなく乗り遅れだ。


地下鉄でソウル市内へ


東大門運動場で乗換え、






着いたところは明洞(ミョンドン)。


本日の宿泊はサボイホテル


1泊なので、思ったほどは悪くないが、
タバコの匂いがきつい。
禁煙ルームにしなかったことが悔やまれる。





 特に予定も決めていないので遅れて困ることは無いのだが、腹が減った。今回のANA。シートには満足したものの、サービス、異常時の対応を含め、満足の行くものでは無かった。

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