1 大連T

 
 2004年頃に、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいた。そんなことで日露戦争に興味があった頃でもあり、満州と呼ばれた地へも、小説とは関係なくいつかは行ってみたいと思っていた。2004年9月には北京へ向かう機内から見た大連。JALのインターネット国際線ディスカウントマイルキャンペーンの対象路線となっていたので、週末1泊2日で大連へ向かうことにした。


 JL797 大連行 B767-300
出発まで、サテライト側のJGCラウンジを利用した。
本館側と比べ広く、落ち着けた。


 ビジネスクラスとの境のカーテンは着陸まで、
閉じられなかったのは意外。


今日はエコノミー。ご覧の通り、空いている。


年々、簡素化されてゆく機内食


日本海から韓国上陸




ソウル上空




 


 


大連へ向け降下






大連到着
気温はマイナス3度


空港から手配していた旅順半日観光


旅順へ続く鉄路(旧満鉄)


まずは、水師営会見所


旅順陥落後、日露間での会見が行われた。




2列目左から二人目が乃木希典


28サンチ(センチ)榴弾砲
日本沿岸防衛用の砲台が、旅順攻略用に持ち込まれた。


203高地


旅順港


ナツメの木
ステッセルから乃木に贈られた白馬をつないだとか。


次は、203高地


駐車場から徒歩で登る。
季節的に、あまり観光客が居るとも思えないのだが、
かごやがたくさんいたり、
寒いのに、頂上では露店の土産屋もあった。


旅順港が見渡せる。


ここを占領したいのも良く判る。
占領が遅れたばかりに、ロシアの要塞となってしまい、
多大な犠牲を蒙ることに。




「爾霊山」と書かれた頂上の記念碑


こちら側から日本軍が攻めてきたとか。


28サンチ榴弾砲と書かれた立て札があったのだが、
ガイドからそちらは何も無いと止められてしまう。


続いて、東鶏冠山北堡塁
ロシアの要塞跡、ここも激戦地


日本軍が掘った地下トンネルからの爆破口




前を歩くのはガイドの許さん
愛想の良い綺麗な方でした。


ここにも記念碑


堡塁(要塞)内部


旅順の戦跡はこの三ヶ所。
大連へ土産物屋経由で戻ります。


中国の田舎の風景


この辺りはIT関連の企業が目立ち、
大連中心部と結ぶトラムが走っていた。



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