成田エクスプレス1号


 2008年秋に発券したRTWの航空券がまだ使い切っていない。残る区間は成田-香港-関西-ソウル。年末年始にタイへ行こうと、成田-香港-関西に特典航空券を追加しようと思っていた。香港-バンコクの単純往復ではおもしろみがないので、同じマイルでもう一箇所追加してみることにしてみた。プーケット他タイ国内、ペナン、ハノイ、ホーチミン・・・。プーケットは特典に空席が無ければ、ホテルも満室ばかりだった。 そんな中で選んだ行き先はホーチミン。2005年にシンガポールから日帰りで行っては見たものの、 まだベトナムを知るには程遠い。いつかは再訪しなければとは思っており、マジェスティックホテルにも泊まりたいとも思っていた。だからと言って、今すぐにでも行きたい訳でもなかったが。今回の決め手はホーチミンならバンコクから往復する必要もなく、香港-ホーチミン-バンコク-香港と回ることができ、香港-ホーチミンはユナイテッド、ホーチミン-バンコクはルフトハンザ、バンコク-香港はタイと、タイ航空に乗り通す必要も無く、機材は全てB747-400というのも今後は難しくなるだろうと、ホーチミン経由でバンコクに行ってみることにしてみた。ところが出発前日に熱を出してしまう。最初の目的地が気心の知れたバンコクなら出かけていたかと思うし、特典航空券でなくRTWの航空券でそのまま行けるものなら、日程変更してでも行っていたことだろうと思う。特典航空券の日程変更はできそうもなかったので、この時はRTWの航空券にヨハネスブルグ-リビングストーンを切り込んでしまったことと、 香港から先を関西-バンコク-ソウルにしておけばと悔やんでみても、既に成田まで来てしまった今はマイル内でのリルートはできなくなっていた。
  さて、今回はこの香港-ホーチミン-バンコク-香港の特典航空券をうまく使えないかと、 3月の連休に当てはめてみるがルフトハンザが毎日飛んでなく、ホーチミン、バンコクもストップオーバーなので最低でも5日間が必要だった。 RTWも5月3日がリミットなのでゴールデンウィークの使用も難しかった。そんな理由で3000マイルで特典航空券はキャンセルしてしまう。 昨年のゴールデンウィークも体調不良で取りやめてるので、アジア内でルフトハンザを入れた特典航空券は二度続けて、体調を壊してキャンセルすることとなってしまった。 結局、今回は香港からバンコク経由プーケットで特典航空券を発券し直した。
 3月の連休で考えていた今回の旅行も、直前で都合が悪くなってしまい 1週間前に予定変更することとなる。そして出発の数日前、付けっぱなしで寝てしまったテレビからはBSのアジアニュースが流れ、バンコクに治安維持法と耳にして飛び起きてしまう。3月14日に赤服のデモがあることは知っていたが、今回は本格的に取り締まるのだろうか。 街中で検問にでもあったら面倒だと、年末以降の旅行運の無さについ憤慨する。 地方では軍の基地から武器、弾薬も盗まれてるそうだ。 それでもタイのことだからと、いつものデモ同様に観光客には関係ないだろうと、あまり深く考えずに出発することにした。


ダイヤ改正初日。
成田エクスプレス1号が品川に停車するようになった。


新型車両は回転リクライニングシート。




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搭乗便はON TIME。

 成田エクスプレスには殆ど乗らない。というのも、走り出した直後の朝の移動で指定席が取れた例が無い。その内に取れないものと諦め、移動はもっぱらスカイライナー。指定の有無に関わらず、今では1000円の料金差も払いたくなくなっていた。いつしか乗るのは深夜の帰国時のみで、真っ先に発車するのが品川停車の場合のみ(東京停車は地下からの乗換えの不便さ、横須賀線の接続の悪さで所要時間のメリットは無い)。前回、乗ったこの時は寝込んでしまい横浜まで乗り越してしまっている。
 今回、品川停車が増えたので試しに乗ってみたものの、この列車に乗るために最寄り駅を出る時刻はスカイライナー1号の時刻と同じ、空港到着は10分早いだけ。やっぱり、成田エクスプレスに乗るメリットは無さそうだ。7月以降はスカイアクセスの利用がメインとなるのだろうか。


8時前の成田空港


ANAラウンジ








この日はいつも以上に朝もしっかり食べていたので、
こんな感じ。




白ワインも飲んでみたり。


バンコクの状況もチェックする。




NH909 香港行 B747-400


今度こそ、ANAの国際線747は乗り納めになりそう。




それでは出発です。

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