40 ゲーム・サファリ II



朝一番で見てからなかなか会えなかった
キリンにやっと会う。


しかし、一番近くにいるのは体が見えない。


少しだけ出てきた。




木陰で休憩。
アルコール以外の炭酸飲料、砂糖入りの飲物は
摂らないので、飲みたいものがなく水を飲む。




広々とした大地に立ち、
今更ながらアフリカに来たことを実感してる。
川の向こうは右端を除きボツワナ。


こちらはナミビア。
川の分岐でちょっと国境が入り組んでる。


その後は結構、キリンを見る。




ここで見た最後のキリン。




ボート・サファリ程の満足感は得られなかったが、
2時間程のサファリが終了。


そのまま国境へ向かう。


出国も済ませ船着場。
耳付の日傘をさしていた。


対岸はザンビアのカズンクラ。




数分待って、これに乗る。


さようなら、ボツワナ。


ザンビアに戻りました。

 ここからはお願いした会社が違うのかホテルは同じでもアンおばさまと二人です。
ドライバーが入国手続きをしてくれる。私はダブルエントリービザで書類の記入は不要ですが、アンおばさまの入国書類も代筆してくれてるようだった。
 アンおばさまもボート・サファリに比べ、ゲーム・サファリは物足りなかったと同じ感想。ライオンが見たりなかったと話すと、ライオンはナミビアのエトーシャの方が良いと教えてくれた。次、来る時はナミビアかといつになるかは判らないがアフリカに来る楽しみがまたできた。ビッグファイブもサイと豹を見ていない。


この道路は朝も夕もトラックが両端にいっぱい。


陽が傾いてきた。


道の脇では野焼きをしていた。


国境が近いせいか?
朝もそうだったが検問をしていた。


ジンバブエ側だとザンベジ川と夕陽を
一緒に見ることができそうだが、
ザンビア側からは望めそうもない。


ホテルに着く前に陽が沈む。

 道路をはずれホテルの敷地に入ると、またキリンがいた。そして、部屋へ戻る途中ではシマウマを見た。


ホテルに戻った時はガラガラのレストランも、


食事時はいっぱいとなり座った席は屋外の席。
炭火を横に置いてもらう。
昼間の暑さが嘘のように、陽が暮れると寒い。

 肉を焼くコックが「鶏肉、豚肉、・・・」と日本語で指差しながら説明する。そういえば、昨日も同じようなやり取りでビーフを「牛肉」と教えたが、そんな事はお互い忘れていた。違う相手かも知れないが・・・。


昼も夜も、こんな感じでは飽きも来る。


昼間は飲んでいなかった。




これは食べてなかったピッツァ。


食後はバーに行き、
飲みながら頭の中を整理していた。


赤ワインを何杯飲んだかな?

 そろそろ部屋に戻ろうかと思う頃、Eさんが友人を伴って現われた。チョベの報告をし、「明日、また会うかもね」と言って別れたが翌日に会うことは無かった。お世話になりました。


真っ暗な通路を歩いてると何か気配がする。
シマウマが通路の両側で休んでいた。


実際はこんなに明るくなく、
目を凝らして、近づかないと本当に判らなかった。

 自然よりは遺跡。遺跡よりは街と人。人との出会い、そこで暮らす人々の生活ぶりの方に興味があり、今までは海外に出かけていたのだと思う。自然そのものよりも、そこに人間が踏み入れた足跡の方に関心があったのだと思う。一度だけ、少しだけでも野生動物を見てみようと出かけてみたチョベ。今回だけは動物の息遣いの前にはどれも敵わなかった。
 こうして旅行7日目7月24日を終えた。明日はアフリカを離れ、日本へ向かう。

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